本当の豊かさってなんだろね
信金によくあるちょっとお得な定期預金があったので申し込んできました。
そこで勧められたのが投資信託&NISAの口座開設。
「キャッシュバックもありますよ~」とやたらプッシュしてくる。
たくさんパンフレットもらって、「勉強しておきますわ」と退散しました。
「他人の儲け話を熱心に考えてくれるとは思えない!」とかなりひねくれた考えの持ち主です。私。
余剰資金があったら投資をやってみたいけど、
・住宅ローン
・教育資金
っていう頭イタイ問題が片付かないとな~。
ビビりの私はコツコツ貯金&ローン繰り上げ返済くらいしかできないな。
不労所得とかもらってみたい(^^)
でも株買ったとたん暴落とかしそう(;;)そういう間の悪いところあるんだ。
旅行行ったらテロ!とか、飛行機予約したら台風!とか(;;)
今読んでいる本はこれ↓
森茉莉 「贅沢貧乏」
贅沢っていうのはお金をかけるだけじゃない。
想像力を働かせて、気に入ったものに囲まれる、身に着けることこそ贅沢!
森鴎外の娘さんですから、生粋のお嬢様です。
まあ、古いレースの黄ばんだところを絵画にたとえたり、ちょっと表現がくどいところもありますし、
「高い指輪をなくしたり盗まれたりしても、決してあわてない」ことが「贅沢」とか
もともとが恵まれている人の価値観なので
「本当の貧乏を見せてやろうか?ええ?(怒)」と思うところもありますが
一番大事なのは心!豊かな心ですよ。
ええ。つまんないことで怒る私は貧しい人間です(泣)
でも、読書って少しのお金でできる「贅沢」だと思うんですよね。
読書体験だけは、世界の富豪、皇室の愛子様、ビルゲイツたちと(謎の人選)
同じ物を読むことができるんですよ。図書館で借りてもいいし、古本屋だってあるし。
スマホで情報を読むことがふつうになっている今だからこそ
夜、ベッドを整えて本を開く瞬間は最高に贅沢だと思っています。
気合を入れる! 本の力を借りてみる
昨日、趣味の本を読む!と決意して本を探していたら、本のなだれが!!
足の上に落ちてきて超痛い。。。。
その中でも特に気に入って何度も読み返しているのがこの2冊
「声優魂」大塚明夫 と
「調理場という戦場」斉須政雄 です。
「声優魂」は私は声優という職業に疎くて、ドラえもんの声の人くらいしか(しかも前の大山信代さんのほう)くらいしか知らないのですが
帯に惹かれて読んでみました。
「調理場という戦場」は一度図書館で借りて読んで、
すごくおもしろかったので自分で買いました。
この2冊は単なる職業論や成功論理ではありません。
「職業を選択するのではなく、生き方を選択してきた」人たちの人生論だと思います。
共通しているな、と思うところは
二人とも、「現場」で磨かれた人たちだということ
他人とぶつかることを恐れないこと
「ここで生きるんだ」と腹をくくっていること
そして、「好きなことを仕事にすることは、楽な道を選ぶということではない」と言っていること
物語として読んでもとてもおもしろい、「現場の生の声」がぎっしり詰まった2冊です。
私が今の職についているのは「食うため」です。
時間内は働いて、余暇やそのお給料で好きなことをして暮らそうと決めてこの職に就いていたはず。
それが今や。。。。
社内ニートだと開き直っていた自分が恥ずかしい。
さっそく今日は社内で営業をかけました。
「仕事をまわしてください。雑用・コピーなんでもします。」
ちょっとびっくりされました。
手が空いたらコピー用紙の補充、シュレッダーのゴミ捨てちょろちょろしました。
そしたら「これお願いできる?」と今までやったことのないようなちょっと複雑な仕事が回ってきました。
「わからないことがあったら聞いて。時間がかかってもいいから。できると思うから」
と言ってくれました。
嬉しい。
とにかくなんでもやってみよう。自分の本意でないことだって何だって。
そしたらいつの間にか、後ろに道はできているのかもしれない。
現状打破!その3 自分の手持ちの武器を見直す
ちょっとだけ痩せて、気づいたら
「痩せてから着る」為に買っていた洋服が1着入った!!≧(´▽’)≦
この調子で、全部の服を着れるようにダイエット頑張ってみるぞ~!
考えてみれば、今まで「こうなりたい!」「もしこうなったら。。。」などと理想ばっかり追いかけて、全然地面に足がついていなかったかもしれない。
私の部屋は、「痩せたら着るおしゃれな服」や「もし身に着けたら年収アップが見込めるであろう資格の本」や「できたら素敵に見える趣味のための本や道具」でいっぱいだ。
そして今現在の私は、小太りで、行けてない服を着て、面白みもやりがいも感じない会社に行って
帰って寝るだけ。。。
こんな自分が本当に嫌だ。
何かに夢中になっているときは、そんなこと考えなくて済むのに。
でも、もういい加減ちゃんと向かい合わないと。
仕事はこのままでいいのか? → 本当はやりがいのある仕事に就きたい。年収も上げたい!
家族のこと、友人たちのこと→家族は宝。長生きしてほしい。周囲の環境も変わっていく。ちゃんと関わっていけるか?
生き方と生きがいのこと→昔捨ててしまった軸を取り戻したい。
それを支える身体は健康か?→けがはしたけど、大きな病気はしてない。これは良かった!
今日は帰ったら、テレビは付けずに仕舞い込んでいた趣味の本を開いてみよう。
資格の本でもいいかもしれない。
そしてストレッチをして、アロマで部屋をいい匂いにして寝よう。
理想なんてはるか遠くて、とても届きそうにないけど
今私ができる最良のことをやってみよう。
現状打破!その2 身体の不調を治す&嬉しい副作用
この夏はほんっとうにに集中した。
小、中、高と学校嫌い&集団嫌いの私は当然部活も文化系
汗水たらして何かをするなんて初めてだったかもしれない。
会社も定時で上がり、練習場へ直行した。
夜遅くまで熱中し電池を使い果たし、ぐっすり眠ってまた仕事へ行っての繰り返し。
でも全然つらくなかった。楽しくて。
ただ、若いころ身体を鍛えることをサボっていたつけはキッチリ来てしまいまして。。。
すべて終わって気づけばギクシャクした人間関係と怪我だけが残り
燃え尽き症候群へ。。。
それだけではないですけど!いろいろ得たものは大きかったんですよ!?
確実に上達したし、新しい出会いとか、目標とか。
でもアンチというのはどこにでもいるもんでして。。。
人間関係は自分でどうすることも多いけど、身体のことはなんとかできるはず!と、整形外科へ行ったり、整体へ行ったり。
でも結局効果は一時的で、もうこれは自分の普段から変えていかないとと
ネットを調べまわっていたら
↑ここのサイトにたどり着いたわけですよ。
わかりやすいイラストと、軽妙な語り口で超とっつきやすい!
カラダが固くても、無理せず身体をラクーにしてしまおうという素敵なヨガです。
私のおすすめは
このポーズ↓
私は鵞足炎がなかなか治らなかったんですが、これをやったら翌日から下半身が軽い!
ほかにも肩こりによく効くポーズや目や鼻をすっきりさせるマッサージ
など全国の事務職の皆様にぜひぜひおすすめです。
そして一週間続けた結果、昨日体重計に乗ったら1Kg減ってた~\(≧▽≦)/
こうなったらダイエットもして、陰口言ってる奴らを見返してやるか!!
現状打破! 誘いに乗ってみる
先週末、お誘いをいただきまして
めずらしく会社の飲み会に参加をいたしました。
酒も嗜まないので普段は余裕でスルーなんですが
「商品総額50万!はずれなし!」という部長の言葉につられたからです。
そして、ビンゴゲームでリゾートペアご招待券GET!
たまには誘いに乗ってみるもんだ~とホクホクしていましたが、
まあ、普段社内ニートを決め込んでいる私です。
あの、立食パーティってほんと嫌ですね。
居場所がねえ!
周囲は普段から良く飲みに行っているであろうグループごとに
固まって、わいわい雑談。
超孤独。
冷房があたりすぎてかぴかぴになったえんがわをかみしめ
焼酎、ビール、ワイン、ウィスキー、酎ハイなど華やかなラインナップに
比べてしょぼいソフトドリンクを飲み、
私が美女でしたら、入れ替わり立ち代わり男性があいさつしに来て
「よかったら一曲踊ってくれませんか」って井上陽水的な展開もあるんでしょうが、
同僚が飲んだくれている隙に早々に退散しましたよ。
でもホクホク。
そして翌日、古い知り合いからLINEの誤送信があったので
「元気~?」と返したら
なんと
おめでた報告が!
おお~!!
今度ぜひ会おうということに。
やっぱり、うれしい事って外から来ることが多いです。
面倒なこともあるけれど、それも含めて活性化するっていうか。
そもそも私が今落ち込んでいるのも対人関係が大きな理由だけど、
それでもちゃんと丁寧に向き合わなきゃいけないな、とは思いました。
誰もが15分間だけ主役になれる時代で
「ファクトリーガール」を見ました
ポップアーティスト アンディーウォーホルの
奇妙な人々が集まる「ファクトリー」を舞台に
お金持ちでちょっとクレイジーな
「スーパースター」イーディ・セジウィックの
ウォーホルとの出合い、ボブ・ディランとの恋
そして別離
29歳という短い人生を駆け抜けた彼女を描いた作品
私の感想は…☆☆☆★★ 星3つ
イーディのかわいさを堪能したいなら、やっぱり本物を見るしかないのかなーと。
主演のシェナ・ミラー
ものすごくかわいいし、ビジュアル的にはぴったりなんだけど、
本来の彼女の(たぶん)真面目でバランスのとれた人格が出ちゃってる気がします。
実際のイーディって元々精神的に不安定だったと思うし、
映画では「ファクトリー」やアンディーウォーホルとの出会いが彼女の人生を大きく狂わせていったように描かれていたけど、
堕ちていかざるをえないようなイーディの危うさは
もうちょっと掘り下げてよかったんじゃないかな~と。
それにファクトリーの描写とか、中途半端な気がするし、ちょっと調べれば出てきそうなエピソードばかりだったし。。物足りなかった。
イーディのエピソード、ファクトリーの当時の様子を味わいたいなら写真集のイーディをおすすめいたします。
これからは「ノンフィクション」がどんどん難しくなっていくな、と思っています。
作り出す作品そのものだけではなく、天才が凄みを見せるのは
「予言」めいた発言だと思います。
ダビンチのスケッチには戦車のようなものがあったり、
本当に時空を超えて、間違って生まれてきてしまったんじゃないかと驚かされます。
アンディウォーホルも例にもれず、こんな言葉を残しています。
「未来では、誰もが15分間だけ主役になれる時代がくる」
今はまさにそんな時代の真っただ中です。
youtube,ブログ、インスタグラム TikTokなんていうのも出てきましたね。
個人が気軽に全世界に発信できる。
他人の「リアル」をのぞき見できる。
ひりひりとした痛みや孤独がパソコンやスマートフォンを通して見ることができる。
共感できる。
そんな中で、興業的に成功するためにエピソードを盛られた「ノンフィクション」がどこまで通用するでしょうか。
私たちは「虚構」や「物語」は好きですが「嘘」を嫌います。
そしてその「嘘」はいとも簡単に見破られます。リアルに慣れた人々ならなおさらです。
ウォーホルの映画にはストーリーがないものが多く、
出演者もファクトリーの若者たちだったり、一人としてプロはいません。
ウォーホルが求めていたものがわかる気がします。
「デッサンなんかやめて写真を撮れよ。そのほうがずっとリアルだ」
ウォーホルがウルトラ・ヴァイオレットに言った言葉です。
ウォーホルが撮った映画と、ウォーホルの世界を映しだそうとした映画が
まるきり逆のベクトルを指しているのがおもしろいと思います。
あああ、なんだか固い映画評論になってしまった
まあ、それぞれのウォーホル論、映画論があると思うので!
で、ウォーホルは意味づけなんて嫌うと思うので(雑に終わり)